Informationお知らせ

家族写真物語 6 〜還暦祝いの家族写真〜


「写真館」での還暦のお祝い家族写真

私は父親が60歳の還暦を迎えた時、実姉と企画して「写真館」で家族写真を撮りました。「還暦祝い」というと一番に思いつくのは「赤色のちゃんちゃんこ」を着るというイメージが大きかったので、父親に聞いてみると「赤色のちゃんちゃんこは年寄りに見えからいやだ」あっさり却下されました。

当時、父親はまだ現役で働いており、長寿のお祝いというよりも人生の区切りをお祝いする

意味で「写真館」で家族写真を撮ることにしました。

今回はそんな「写真館」で家族写真を撮影した私のエピソードをご紹介します。

 

  還暦を迎えるまでの父親と私の関係性

私は、3人姉妹の末っ子ということもあり、幼いころから父親に甘やかされて育ちました。もちろん、怒られたことや手をあげられたことなどは一度もなく、小さい頃から父親とはとても良好な関係を築いていました。そんな良好な関係だったのにも関わらず、やはり反抗期には勝てず私が中学生のころはほとんど話すことはなく、時には家出をして喧嘩することもありました。父親も私が反抗期であることを充分に理解していたようで、静かに反抗期が終わるのを待っていたと、後から母親から聞きました。

父親が予想していた通り、私が高校生になる頃には反抗期も終わり、私との父親との関係は以前のような仲に戻りました。それ以降今に至るまではとても仲良くしています。

今では、株の話で毎日盛り上がっているほどです。


父親の偉大さを感じたきっかけ


私は私立大学卒業後、大手企業に就職しました。

入社後配属した先が地方でしたので、それまで実家暮らしだった私は初めての一人暮らしを経験することになりました。

初めての一人暮らし、初めての就職で初めてのことだらけで毎日ストレスを感じていて、最初の2か月くらいはプチ鬱状態が続いていました。

そんななか、毎日仕事が終わって電話していたのが、母・・・ではなく父でした。

自分でもなんで父に電話していたのかよく覚えていないのですが、おそらく長年サラリーマンをしていた父に仕事の悩みや不安を聞いてほしかったのだと思います。

それも週末たまに電話するのではなく、毎日のように電話をしていました。

ここまで父親と密に関わるなんて思っていなかったので、私自身すこし驚きの経験でした。

職場で働く上司を見ては、父親もこんな感じで長年働き続け家族を養ってくれていたのだと感謝する日々でした。

 

私はまだ新入社員だったので父と同じ立場ではありませんでしたが、同じような環境にたってみて初めて、父親の偉大さを感じた瞬間でした。


「写真館」での還暦のお祝いを家族でしようと思ったきっかけ

私には7つと5つ歳が離れた姉がいます。還暦のお祝いを最初に提案したのは私でした。

なぜならば、今まで家族でお祝いなんてしたことがなかったので、人生の節目の特別な日なので、どうしてもお祝いしてあげかったのです。

もちろん食事会は行う予定でしたが、何か形に残るものがあればいいなと思って思いついたのが、「写真館で家族写真を撮ること」でした。

正直、写真館なんて自分の七五三と成人式くらいでしか行ったことしか記憶がなく、写真館というと何だか固苦しいイメージがありました。

正装し椅子に腰をかけて撮影するというのがどうも気恥ずかしく、おそらく七五三や成人式の思い出が余計に私を写真館から遠ざけていたのだと思います。

しかし、よく考えてみると写真館で写真をとったのは、私1人で撮影したものばかりでした。家族全員で撮影しているものは一つもなく、1枚くらいプロに撮影してもらう家族写真があってもいいかなと思ったのが、今回還暦のお祝いで「写真館」に行こうと思ったきっかけでした。もちろん姉たちは私の提案に快く賛成してくれたので助かりました。


「写真館」で家族写真を撮影した当日


写真館」で撮影した当日は、もちろん家族全員が正装していきました。正装なんて普段しないので、近所の人は家族全員で正装している私たち家族をみて何事かと思ったと思います。

「写真館」は自宅から車で15分ほどのところにある昔からある「写真館」を利用しました。今どきの「写真館」というと「〇〇スタジオ」とかいう名前が多いですが、私たち家族が利用した「写真館」はいわゆる昭和の時代からあるような、昔ながらの「写真館」でした。

店構えも古く、店の前にはどこかの家族の家族写真や七五三の写真が飾ってあるような、ちょっと入りづらい雰囲気を感じさせるお店でした。店主は70代後半くらいの男性で、奥様と2人でお店を経営されていました。驚くことにそのお店は、その店主の跡継ぎをする人がいないそうで、店主の代で店じまいをする予定だったそうなのですが、店主の孫息子がお店の継続を強く切望していて、なんとその孫息子がいずれ「写真館」を引き継ぐことになったそうです。しかし、孫息子はまだ学生なので今はまだ経営には携わっていないようですが、ずっと大事に守ってきたお店の後継者ができて、その店主はとても嬉しそうでした。

その孫息子に引き継ぐまでは元気に経営したいとおっしゃっていたのがとても印象的でした。今の「写真館」の良いところを残しながら、新しい「写真館」にしてほしいと私たち家族全員がそう思ったのでした。

 

前置きが長くなりましたが、その「写真館」での家族写真撮影はとてもスムーズに進行し、撮影は店主が行ってくれたのですが、とても和やかな雰囲気で私たち家族の笑顔を自然と引き出してくれました。私がイメージしていたような、固く厳かな雰囲気は全くありませんでした。

時には笑いがあり、にこやかに撮影することができて、それまでの「写真館」に対するイメージが一気に変わりました。そう感じたのは私だけじゃなく、家族全員がみな同じように感じていたようです。


「写真館」で家族写真を撮影してみて感じたこと

撮影してから数週間でアルバムが自宅に届きました。アルバムはとても綺麗に仕上がっており、さすがプロだなと感じました。家族全員が自然な笑顔で映っていて、まるでその写真1枚で私たち家族のことを知らない人でも家族の雰囲気が伝わってくるような1枚でした。

今回「写真館」で家族写真を撮影してみて、「写真館」のイメージが一気に変わりました。

「写真館」で撮影することがこんなにハードルが低かったのであれば、もっと昔から撮影しておけばよかったと後悔するほどでした。私が小さい頃は、使い捨てカメラやフィルムカメラが主流であり、撮影すると必ず現像していましたが、デジカメが普及してからは、なかなか写真を現像するとういうことはありませんでした。「写真館」で撮影することで目に見える形で残せるということは「写真館」の魅力の一つだなと思いました。また、今回「写真館」の店主家族における家族観にも触れることができたので、思い出に残る還暦のお祝いでした。

私のように「写真館」に行くことに躊躇している人にもっと気軽にいけるような仕組みがあればいいなと思います。たとえば、若い世代でプリクラが流行ったように、家族で写真を気軽にとれるようなそんな機械や仕組み作りがあれば、写真業界も潤ってくるのではないかと思います。また、今やデジカメでも簡単に撮影することができ、「自撮り棒」というアイテムを使って「自分で自分を撮影する」こともできます。

誰かに撮影してもらうということが減りつつある現在ですが、撮影技術や仕上がりなど「写真館」でしか味わえない経験を是非皆さんにもしていただきたいと思います。

 

家族写真・ペットと家族写真撮影は福岡市フォトスタジオ原田写真館Since1969 (香椎参道通り)

原田写真館 福岡市東区香椎1-12-6
家族写真HP http://family-haradaphoto.com

(ペットと)家族写真 フォトギャラリー
http://family-haradaphoto.com/gallery/

原田写真館 オフィシャルサイト

https://www.harada1969.com