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家族写真物語23 〜成人式の記念写真で久々の家族集合〜

 

私の成人式の記念写真を家族と一緒に写真館で撮影しました。

その写真館は私が小さい時にも家族写真を撮った思い出の写真館です。

その頃の私は、学校生活にバイト、友達や彼氏を遊ぶことで毎日があっという間に過ぎていたため、今思えば家族と過ごす時間がほとんどありませんでした。

そんな家族と記念写真をきっかけに久々に集まることに。

お酒を飲んだ時はお調子者で明るいけれど、普段はおとなしい父。

色々と口うるさくも毎日お弁当を作ってくれたり、ずっと私を支えてくれていた母。

成人式の振袖も私が気に入ったものを着させてくれました。

ヘアメイクさんや着付けの先生に支度してもらい、出来上がりを家族にお披露目した時にはうっすら涙ぐむ父親の姿がありました。

結婚式でもないのに!と私は少し恥ずかしくも思いましたが、ヘアメイクさんたちによるとこういった場面で娘の成長を感じて感動してしまう家族も多いのだとか。

うちの父もいつの間にか涙もろいお父さんになっていました。

 

反抗期を終わらせてくれた、大事な家族写真のアルバム

 

 

私は中学生ぐらいから反抗期がしっかりとあり、両親に怒られたり、激しい喧嘩をすることも多くありました。田舎育ちで、何かと心配性な母は周りの友達の親に比べて少し考え方が堅いところがあり、門限や服装など何かと注意される毎日にげんなりしていました。

「あー早く家を出たい」と思う日々でしたが、ある日ふと本棚に並べられたアルバムに目がとまりました。

それまではあまり見ることはありませんでしたが、その時はなぜかアルバムを手に取り開いていました。分厚くてしっかりとしたピンクのアルバム。ちょっとだけ時代を感じるデザインの表紙には、私の名前と誕生日が書かれていました。

そこには私が生まれた日からの写真がたくさんありました。長女で両家にとって初孫だったこともあり妹よりも写真の枚数が多く、それだけでも家族に大事にされていたことを感じました。

また日頃は厳しい両親が小さな私をぎゅっと抱っこしていたり、どこかに遊びに連れていってくれていた時のもの、誕生日や七五三、入園式や卒園式など記念の日の写真もしっかりと残してくれているのを見て、「私は家族に愛されていたんだなぁ」と感じて自然に涙がこぼれていました。

両親だけではなく、今は亡き祖父、認知症を患い私のことを忘れてしまった祖母が元気だった頃に赤ちゃんだった私を可愛がってくれている姿もあり、とても会いたくなりました。

その日の出来事がきっかけで、それからの過ごし方や家族の存在感が変わりました。

もっと素直になろうと思えたし、家族に恵まれているこの環境を大切にしたいと思えたのです。今考えてみれば、この時に反抗期の終わりを迎えたなと思います。

 

 

また写真館で、家族写真を撮りたい

 

 

小学校くらいまでは家族との写真もたくさんありましたが、中学校にあがり思春期を迎えると、写真を撮られることや家族と一緒に過ごすこと自体が恥ずかしいと思うようになりました。そういうこともありアルバムの写真は中学校ぐらいから極端に減っていました。家族と一緒に撮っている写真などほとんどないと言ってもいいくらいに。

しかし高校を卒業し、自分の好きな髪型やメイクができるようになり、写真を撮ることにも抵抗がなくなると、成人式の記念写真は家族と一緒に撮りたいと思うようになりました。

もう家族と一緒に写真を撮るなんて、そんなに何回もないだろうなと思ったからです。

そのことを母に伝えると、「白髪を染めないといけないんだから、もっと早く言ってよ~」など、ちょっと小言を言いながらも快くOKしてくれました。撮影当日は父も朝からしっかりと髪型を整えたりして、かっこつけてくれました。

写真館に着くと父はちょっと落ち着かない様子で、私の支度中はどこかに行ったりして姿が見えませんでした。

そして私の支度が出来上がった時には、「もうちょっとダイエットすればよかったのにな」なんてちょっとした悪口も言ってきましたが、それは父なりの照れ隠しであることは私も母も分かっていました。そんなこと言いながら、しっかり涙ぐんでいるのだから。

そして撮影が始まり、思い出の写真館で久しぶりの家族写真を撮ることができました。

最初は家族全員がちょっと緊張して笑顔が引きつっていましたが、カメラマンさんの気さくな声掛けでみんなが自然な笑顔になり、最後には爆笑してしまうシーンもありました。

自然な笑顔の写真を残せたのはあのカメラマンさんのおかげだと思います。


またひとつ増えた家族の大事なアルバム

 

撮影からしばらく経って、待ちに待ったアルバムが手元に届きました。アルバムの仕上がりがとっても素敵で、ちゃんと写真館で撮ってよかったと心から思いました。

今は携帯でも簡単に写真を撮ることができますが、写真館で撮った写真にしか出せない雰囲気があると感じました。特に照明を使った綺麗な背景の写真は私のお気に入りです。

そしてその時はまだ元気だった祖父母に見せるとまたまた大感動してくれ、家に飾ってくれました。その時は写真だけでそんなに感動するの?と不思議でしたが、自分にも子供が生まれた今ならその気持ちが少し分かります。

私の手元に届いたアルバムは、私が小さかった頃のアルバムと一緒にしまわれていますが、なんと父はその写真を携帯のカメラで撮って待ち受け画面にしていました!

普段はなんだかんだと私に小言を言ってくるくせに、そういうのは大事にするんだなと面白くもあり、嬉しくもありました。

実家に帰った時にはたまにこのアルバムを娘と一緒に見返しています。

娘は「かわいい!」と言ってくれて嬉しいし、「わたしもこんなの着るー!」と言っている姿がとても愛くるしいです。

私も自分がしてもらったように、これから娘の写真もたくさん残してあげたいなと思います。若い時はたかが写真、と思っていましたが、それがどんなに家族にとって大切なものになるかということを大人になってから気づきました。

将来娘が望んでくれたら、成人式の時は一緒に記念写真を撮りたいなと思います。

 

私も記念写真に関わる仕事に

 

 

 

実は私も現在、記念写真に関わる仕事をしています。

美容学校に通っていた私は、美容師免許を取得し、ヘアメイクとして働きだしました。

そして成人式の振袖を扱う貸衣装兼写真スタジオでヘアメイクの仕事をすることになり、今度は私が支度する側となりました。

もちろん、ご家族で記念写真を撮られるお客様も多く、私の時と同様、娘の晴れ姿を見て涙ぐんでしまうお父様やお母様を見ることもよくあります。

娘さんを大事に育ててこられたんだなぁとひしひしと感じますし、そんな時は私もつられて感動してしまいます。そんな家族の思い出になる場面に立ち会えることがこの仕事のいいところのひとつでもあります。

日常生活を送っていると、ちゃんとした家族写真を撮る機会はなかなかないと思います。

だからこそ成人式や結婚式などの記念事で撮る家族写真は、私にとってもそうだったように、誰にとってもかけがえのない大事な宝物になるんだと心に受け止めています。

そしてその瞬間をより美しい姿で残せるようにとヘアメイクする私の仕事は、責任重大でもありますが、やりがいや誇りを感じる仕事でもあります。

お客様から「とっても綺麗な姿を写真に残せて嬉しかったです」と言っていただけることが、何よりも励みになっています。

私自身が写真によって気持ちが救われましたし、家族写真を撮ることで家族の大切さをあらためて実感したので、これからもヘアメイクとして素敵な家族写真を残す仕事に励み続けたいと思っています。

 

 

家族写真・ペットと家族写真撮影は福岡市フォトスタジオ原田写真館Since1969 (香椎参道通り)

原田写真館 福岡市東区香椎1-12-6
家族写真HP http://family-haradaphoto.com

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